伊勢﨑淳 / いせざきじゅん

陶歴

1936年
2月20日、岡山県備前市伊部に陶芸家伊勢﨑陽山(ようざん)の次男として生まれる。
1959年
岡山大学教育学部特設美術科を卒業と同時に、父・陽山について兄・満と共に作陶生活に入る。
1960年
9月より翌年3月まで備前高校教師を務める。
1961年
2月、父死去 5月、兄と共に半地上式窖窯を復元、初窯の焼成に成功する。
東京、名古屋、大阪にて二人展開催。
1966年
日本工芸会正会員になる。
1971年
ヨーロッパに巡遊する。
1975年
毎日新聞社主催「備前一千年展」に出品。
1976年
五島美術館・東京新聞社主催「日本のやきもの備前・萩展」に出品。
1978年
岡山大学教育学部特設美術科の講師となる(S62年まで)。
1979年
アメリカに巡遊する。
1981年
金重陶陽賞を受賞。
中華民国・国立歴史博物館の「現代日本陶芸展」に招待出品。
1982年
インドに旅行。
香港市政局香港芸術館の「現代日本陶芸展」に招待出品。
1983年
毎日新聞社主催「第1回全日本伝統工芸選抜展」に招待出品。
1985年
清心学園百周年記念館に陶壁を製作。
1986年
「八木一夫現代陶芸展」に出品。
1987年
田部美術館「茶の湯の造形展」にて優秀賞受賞。
1989年
神戸商科大学玄関ホールに陶壁を製作。
1922年
岡山市山陽病院藤崎苑に陶壁を製作。
1993年
岡山県文化奨励賞を受賞。
1996年
山陽新聞賞(文化功労)を受賞。
1997年
「備前焼一千年の伝統美展」に出品(フランス国立陶磁器美術館)。
1998年
日本工芸会理事になる。 日本工芸会中国支部幹事長になる。
岡山県重要無形文化財に認定される。
2002年
新総理官邸の陶壁を製作。
2003年
「わざの美展」に出品(日本伝統工芸展50周年記念展)。
2004年
茨城県立陶芸美術館「備前焼の魅力展」に出品。
重要無形文化財に認定される。
岡山県三木記念賞を受賞。
2005年
岡山県文化賞を受賞。
「備前 土と炎の輝 伊勢崎 淳」(山陽新聞社)出版 。
2006年
茨城陶芸美術館「日本陶芸100年の精華展」に出品。
「人間国宝展」出品 NHK各地巡回。
アメリカボストンにて一門展(後援 ボストン美術館 ハーバード大学 ジャパンソサエティ)。
山陽新聞社新社屋玄関ホールに陶壁を製作。
2007年
イギリス大英博物館「わざの美 伝統工芸の50年展」に出品。
備前焼の確かな伝統技術を踏まえて造形性豊かな作陶を展開する。池田満寿夫ら様々な分野の芸樹家と交流し、造形の幅を広げ、備前焼の新たな動向を切り開いた。タタラをベースにしたモダンな形態から緋襷の存在感のある器など幅広い作風を手がけ、陶壁なども精力的に制作。後進の育成にも尽力し、多大な影響を与えている。

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作品

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